シティグループは、2009年1月19日に大規模な人員削減を発表しました。世界的な金融危機の影響を受け、経営再建の一環として実施されます。今回の削減により、数千人の従業員が職を失う見込みです。
シティグループは19日、経営再建策の一環として、世界規模で大規模な人員削減を実施すると発表しました。今回の決定は、世界的な金融危機が同社の業績に深刻な影響を与えていることを受けたものです。
人員削減の規模と影響
具体的な削減人数は明らかにされていませんが、数千人規模に及ぶと見られています。削減対象となるのは、投資銀行部門、リテール部門、本社機能など、幅広い分野の従業員です。この人員削減により、シティグループは年間数十億ドルのコスト削減効果を見込んでいます。
経営再建の背景
シティグループは、2008年の金融危機以降、政府による公的資金の注入を受けるなど、経営状況が悪化していました。今回の人員削減は、経営の効率化を図り、収益性を改善するための重要な措置と位置付けられています。
今後の見通し
シティグループは、人員削減に加え、資産売却や事業再編など、様々な経営再建策を推進していく方針です。今後の金融市場の動向によっては、さらなるリストラ策が実施される可能性もあります。
関連情報
- シティグループ公式サイト
- 金融危機に関する報道