CGTN:第二次世界大戦中の日本の悪名高い細菌戦部隊を題材にした映画、9月18日に公開

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CGTN:第二次世界大戦中の日本の悪名高い細菌戦部隊を題材にした映画、9月18日に公開
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CGTNは、第二次世界大戦中に日本の悪名高い731細菌戦部隊が行った恐ろしい人体実験を再考する中国の歴史ドラマ「731」に関する記事を掲載した。 この記事はまた、新たに開示された同部隊の犯罪の証拠を取り上げ、絶望に直面した中国人の揺るぎない精神を紹介している。

北京発, Sept. 17, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 日本の悪名高い731細菌戦部隊が行った第二次世界大戦時の恐ろしい人体実験を再考する「731」と題される中国歴史ドラマが、9月18日に世界中で初公開される。

赵林山 (Zhao Linshan) 監督によるこの映画は、幽閉され、健康診断や病気予防の研究に協力すれば自由を得られるという偽りの約束をされた、地元の商人である王永章 (Wang Yongzhang) やその他の人々の物語である。

彼らはその代わり、凍傷実験、ガス暴露、生体解剖など、占領下の日本軍が行った残酷な医学実験の犠牲者となった。

中国東北部の黒竜江省の省都ハルビンに、極秘の生物化学兵器研究基地である731部隊が設置された。 ここは第二次世界大戦中、中国と東南アジアにおける日本の生物兵器戦の中枢として機能した。

最近機密解除されたロシア連邦保安局広報センター (the Public Relations Center of the Russian Federal Security Service) からの文書によると、731部隊が継続的に人体実験を行い、病原体を搭載した砲弾で数百人もの中国人を攻撃して感染率を計算し、病原体の「質」を評価していたことが明らかになった。

同文書には、ソビエト連邦を生物兵器で攻撃するという部隊の秘密計画も記されている。

この映画の歴史アドバイザーであり、大日本帝国陸軍第731部隊罪証陳列館 (Exhibition Hall of Evidences of Crime Committed by Unit 731 of the Japanese Imperial Army) の責任者である金成民 (Jin Chengmin) は次のように述べている。「これは決して忘れてはならない歴史です。」

「この映画は、侵略日本軍による非人道的な残虐行為を、一般市民の目を通じて明らかにし、絶望に直面した中国人民の不屈の抵抗精神を浮き彫りにしています。」 「この映画は、平和を守るための力強い戒めとなっています。」

今年は、中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利の80周年にあたる。

本映画の初演日は、日本による14年にわたる中国侵略の始まりとなった、1931年の九一八事変とも重なる。

戦争中、中国は軍民合わせて3,500万人以上の死傷者を出し、日本軍は無数の凶悪な犯罪を犯し、世界中から非難を浴びた。

https://news.cgtn.com/news/2025-09-15/Film-on-Japan-s-infamous-WWII-germ-warfare-unit-to-debut-on-Sept-18-1GGWThTIpZC/p.html