太陽誘電、AIサーバー向けに容量22μFの1005Mサイズ埋め込み型積層セラミックコンデンサを商品化

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太陽誘電、AIサーバー向けに容量22μFの1005Mサイズ埋め込み型積層セラミックコンデンサを商品化
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東京、2025 年 10 月 31 日 /PRNewswire/ -- 太陽誘電株式会社当社は、1005Mサイズ(1.0×0.5mm)で静電容量22μFを実現する埋め込み型積層セラミックコンデンサ(MLCC)を商品化し、量産を開始しました。1005Mサイズ埋め込み型積層セラミックコンデンサ

このセラミックコンデンサは、AIサーバーなどの情報機器に使用されるIC電源ラインのデカップリング用途向けに設計されたMLCCです。

基板に組み込まれた部品では、回路と接続する外部電極の平坦度に高い精度が要求されます。この要求に対して太陽誘電では、外部電極形成技術などの要素技術を高度化することで、1005Mサイズで静電容量22μFを実現した埋め込み型MLCCを商品化しました。

2025年8月に玉村工場(群馬県佐和郡)で量産を開始した。サンプルは1個あたり20円で入手できる。

技術背景 AIサーバーなどの高度な情報処理機能を備えた機器には、非常に多くの電力を消費するICが搭載されています。このような電源回路でのデカップリングの目的には、大電流を処理できる小型で大容量の MLCC が必要です。

さらに、回路損失とノイズを最小限に抑えるために、電源回路を IC の近くに配線することが重要です。従来の電源回路は、IC の周囲に配線されています。しかし、技術開発が進み、基板の裏側やICの直下など、より近くに配置できるようになりました。したがって、埋め込み可能なMLCCには、線路に接続するための高精度の外部電極が装備されている必要があります。

太陽誘電では、このニーズに応えるため、外部電極形成技術を改良し、1005Mサイズで静電容量22μFの埋込型MLCCを製品化しました。

太陽誘電は、より高い静電容量やその他の特徴を備えた新しいMLCCの開発を続けています。

アプリケーション
AIサーバーなどの情報機器に使用されるIC電源ラインのデカップリング用途

サイズ(長さ×幅)
[mm] (最大) T [mm] 
(最大) 定格
電圧

[V] 評価
静電容量

[μF] 静電容量
許容誤差 [%] 温度[℃] 温度
特性 1.2x0.7 0.8 2.5 22 ±20 -55~+125 X7T 2.5 22 ±20 -55~+105 X6S 4.0

ウェブサイト:https://www.yuden.co.jp/ja/(PRNewsfoto/太陽誘電(U.S.A) INC.)Cision

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