オッペンハイマー、AI支出懸念でメタを格下げ

公開 1週間前 Positive
オッペンハイマー、AI支出懸念でメタを格下げ
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Investing.com -- オッペンハイマー氏は、同社の人工知能への積極的な投資を巡る不確実性の高まりを理由に、メタプラットフォームの格付けを「アウトパフォーム」から「パフォーマンス」に引き下げた。

アナリストのジェイソン・ヘルフスタイン氏はメモの中で、メタ社の「収益機会は未知数にもかかわらず、スーパーインテリジェンスへの多額の投資は2021/2022年のメタバース支出を反映している」と投資家に語り、短期的な利益が限られていた前段階の高コストプロジェクトとの類似点を指摘した。

オッペンハイマー氏は、メタ社の第4四半期の暗黙の営業支出と資本支出はいずれも街頭予想を約7%上回っている一方、同社は2026会計年度の設備投資額の伸びが「2025年より著しく大きく」なり、経費は2025年の+23%よりも「大幅に速く」増加すると指針していると指摘した。

同アナリストは、どちらの予想も「街頭予想を上回っている」と述べた。

メタ社は第3四半期の好調な広告傾向を報告し、為替を除く広告収入が前年同期比25%増(前四半期の21%増、コンセンサスを4%上回った)したが、オッペンハイマー氏は「第4四半期に600bps減速というガイダンスの理論的根拠」に疑問を呈した。

ヘルフスタイン氏は、「2027年に見通しが立つまで、投資家はPEの合理化に苦心するだろう」と付け加え、メタ社の「積極的な収益成長は高額な支出によって相殺される」と警告した。

オッペンハイマー氏はまた、アルファベットとの比較を引き合いに出し、「GOOGは妥当なPERで予測可能な利益を上げている」と述べた。

さらに、「両社は同じPER(2027Eの21倍)で取引されており、検索は2026年のある時点でMETAを上回る可能性がある」と付け加えた。

メタ株は水曜引け後の四半期決算発表を受け、市場前に10%以上下落した。

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