[ロイター] - 主要市場である中国への出荷が遅れているにも関わらず、最新のiPhone 17モデルが売上回復を牽引していることが示唆され、利益の多いホリデー四半期の明るい見通しを受けて、アップル株は金曜市場前に約2%上昇した。
第4四半期は供給制約が売上高の重しとなったが、9月に新型iPhoneラインナップが発売されたことでApple株の時価総額が今週初めに4兆ドルを突破し、エヌビディアやマイクロソフトに並んだため、投資家は依然として楽観的だった。
この見通しは、他のハイテク大手が先を争う中、アップルが待望の人工知能機能の統合に遅れをとっているという懸念を和らげるのにも役立った。
アキュベストの最高投資責任者エリック・クラーク氏は、「この株を何十年も保有していると分かっているのは…アップルのような本当に大きな企業であれば、急いで行動する必要はない。時には最終的には正しい方向に舵を切る必要があることもある」と語った。
アマゾンとアップルの株価は、いわゆる「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるマガキャップグループの中で、これまでのところ年初のパフォーマンスが最も悪い水準にあるが、この電子商取引大手の株価は、この四半期の雲の驚異的な成長を受けて金曜日の鐘の前に急騰した。
LSEGのデータによると、アップルの株価はアナリストの利益予想の33.4倍で取引されており、マイクロソフトの31.7倍やメタプラットフォームの22.3倍に比べて割高となっている。
(バンガロールにてKanchana ChakravartyとAkash Sriramによる報告;Devika Syamnathによる編集)
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iPhoneの年末商戦予想で供給不安が和らぎ、アップル株上昇
公開 1週間前
Oct 31, 2025 at 10:42 AM
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